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丈夫な素材の解説!

最も丈夫な結婚指輪を求めているのなら?

世界で最も硬く丈夫な材質を誇っているのは、ダイヤモンドです。硬さを示す「モース硬度」では、最も高い10です。地球上にあるどんな金属をもってしてでも、ダイヤモンドを傷つけることは絶対にできません。
つまり材質が丈夫な結婚指輪を求めているのなら、何もかも全てダイヤモンドで作られている指輪を選ぶのが1番です。しかし全部ダイヤモンドで作られた結婚指輪となると、お値段は幾らぐらいになるのかは想像したくないものです。

プラチナの丈夫さは?

結婚指輪の材料として最も人気があるプラチナの場合、モース硬度は4.0。モース硬度5〜6のガラスや、縫い針よりも柔らかいとされています。プラチナが柔らかい材質であるのなら、結婚指輪の材料として使うのは辞めた方が良いのでしょうか。
結婚指輪の材料であるプラチナの多くは、他の金属が混ざっている合金です。高級ブランドが出している結婚指輪であっても、純度100%のプラチナは使われていません。他の金属を混ぜて使っているため、モース硬度は4.5(Pt900の場合)になるでしょう。

プラチナより丈夫な素材

プラチナよりも頑丈な結婚指輪を探しているのなら、モース硬度6.25のイリジウムあたりを狙いたいものです。イリジウムはプラチナの仲間。見た目も、プラチナに似ています。あまりにもそっくりのため、プラチナとして採掘量が数えられるほどです。
イリジウムは、飛行機や自動車エンジンに使われています。身近なところでいえば、万年筆のペン先にも使われています。ただ非常に丈夫な材質をもった素材になるので、イリジウムの結婚指輪はあまり出回っていません。

どんなに丈夫な指輪でも

プラチナ・シルバー・ゴールドのモース硬度は、いずれも5以下。刃物で傷つけようとおもったら、簡単に傷がつくほど脆い素材です。
でもブランドの場合、万が一のことがないように頑丈に作られています。指輪の製造方法に鍛造が用いられているのならば、モース硬度は5以上になるでしょう。ただしどんなに頑丈な指輪であっても、大切に扱わなければ元の木阿弥です。大切な結婚指輪だからこそ、大事に扱うようにしましょう。